奄美

奄美大島の古仁屋(コニヤ)で、午前9時8分までの1時間に143.5mmの雨量を観測。

気象庁の全国歴代9位の記録だそうです。

雨量の「mm(ミリ)」はよくニュースで使われますが、ほとんど用語の説明はなく(笑)、
一般の方にはあまり想像しがたい専門的な数字の1つだと思います。

ただ、かさ(高さ)に換算すると案外想像しやすいかもしれません。

空(カラ)のプールに雨が降ってきたとして、

1mm→1mmの高さまで雨水がたまる。

143.5mm→143.5mm(14.35cm)の高さまで雨水がたまる。

(おえかき機能初挑戦w)


こう考えると、逆に14.35cmではたいしたことないと思ってしまうかもしれませんが、

降った雨水がそのままそこにとどまっているわけではありません。

たいてい低い土地へ向かう形で集中するわけですね。

特に都市部ではコンクリートばかりですので、顕著になります。

地下が浸水するのも当然です。

こう言ったいわゆる「短時間強雨」(これも専門用語ですが)の場合、
すぐに外に出て避難するのは逆に危険な場合もあり、

様子を見て安全な場所(なるべく上のほう)で待機・待避することが重要です。

(ただし、がけ崩れの発生する危険性のある場所は離れる)